精油は病気の根治治療はできません。しかしアロマの芳香成分は嗅覚大脳辺縁系を介して本能的に「快」の状態に導くことが可能です。また個々の精油の作用により不安感の軽減や鎮痛作用、便秘の対策など心身の不快症状を軽減させる効果が期待できます。精油の芳香成分は分子が大変小さいため、血管やリンパが通る真皮まで吸収され全身に巡ります。そのため皮膚の局所的な効果だけでなく、全身様々な効果が期待できるのです。アロマトリートメントを行うことでオキシトシンホルモンの分泌も促進され、身体的な疲労軽減だけでなく心の負担軽減も期待ができます。病気や治療の辛い症状は身体だけでなく、精神的にも大変苦痛だと思います。人によっては将来への不安や恐怖に晒されているかもしれません。「不快」症状が続く中、アロマを用いてトリートメントを行い「快」を想いださせてあげましょう。